【ポケモン型まとめ①】ドラパルト【2020年4月23日現在】
shatiaです。
今回はいつもの単体考察とは違い、
2020年4月23日現在時点で確認できた、
ドラパルトの型をまとめていこうという記事です。
ドラパルトは非常に型が多いポケモンで、
細かい努力値調整も含めると一体何種類の型が存在しているのか見当つきません。
そこで、この記事は持ち物で大別して、
大雑把にドラパルトの型を把握しよう、という趣旨の元書いています。
想定している環境はシングル環境のものとなります。
把握しきれていない型やこれから開発される型などもあるかもしれませんが、
なるべく細かく更新していきたいとは思います。
それでは、型のまとめに入ります。
- ①じゃくてんほけん型
- ②いのちのたま型
- ③きあいのタスキ型
- ④たべのこし型
- ⑤オボンのみ、混乱実型
- ⑥ラムのみ型
- ⑦こだわりメガネ型
- ⑧こだわりスカーフ型
- ⑨こだわりハチマキ型
- ⑩ひかりのねんど型
- まとめ/その他の持ち物について
①じゃくてんほけん型
確認した限りでは物理型しかいませんでしたが、サブウェポンでの
だいもんじを習得している個体が一定数存在していたので油断できませんね……。
努力値をSに100族抜きから+1~3くらいまで振り、
残りをA、耐久に振った型が多く存在している印象です。
耐久調整先は陽気ドラパルトの珠+ダイドラグーン耐えがメジャーなようです。
そこからさらにSを最速エースバーン(119族)抜きまで伸ばした型や、
逆にSを落として耐久にさらに厚く振った型など、多くの調整があります。
特性はキョダイラプラスや壁意識のすりぬけが多いようですが、
クリアボディ個体も一定数存在しています。
性格は意地っ張り、陽気が殆ど。意地っ張りの方が数が多い印象です。
耐久とSに振る以上、じゃくてんほけん発動前の火力不足を補うためでしょうか。
技はドラゴンアローがほぼ確定で、ゴーストダイブ、そらをとぶが次いで多く、
ふいうち、だいもんじ、はがねのつばさが自由枠といった構成です。
他にはりゅうのまい、おにび、みがわりなどもあるようで、
じゃくてんほけんだからといってフルアタ構成だと特定できるわけでもないようです。
変わったところではバトンタッチする型もいるようで、
型の開発が随分と進んでいるようですね。
②いのちのたま型
特殊型が若干多めに感じましたが、物理型も普通に存在するのが厳しいところ。
持ち物だけでは型の断定はできないと感じました。
努力値はAもしくはCぶっぱ+Sぶっぱ型と、
Sを落としHPを珠ダメ意識調整の179、189まで伸ばした型が多いようです。
特性は確認した限りではすりぬけが圧倒的に多かったです。
珠を確認できたら能力ダウンを狙っていってもいいかもしれません。
性格は火力重視で控え目、意地っ張りが多いですが、
臆病や陽気もいないとは言い切れない程度に存在しています。
まれに無邪気個体もいるようですね。
技は特殊型であればほぼフルアタで、
りゅうせいぐん/シャドーボール/だいもんじ/10まんボルトという構成がメジャー。
変わるとしても10まんボルトの枠が威力重視のかみなりだったり、
ハイドロポンプだったりとそこまで大きな変化はない印象です。
まれにおにび搭載型や、シャドーボールを削って、
10まんボルト、ハイドロポンプを両立している型がいる程度ですね。
物理型はドラゴンアロー、ゴーストダイブはほぼ確定。
3~4枠目にはだいもんじ、はがねのつばさ、りゅうのまいの順で採用が多いようです。
次いでふいうち、そらをとぶ、変わったところでは10まんボルトの採用もありました。
じゃくてんほけん型と比べるとあまり搦め手を使ってこない印象で、
比較的相手しやすいかもしれません。
高速高火力でシンプルな強敵といった感じですね。
③きあいのタスキ型
物理型と特殊型で7:3くらいの割合の印象です。
こちらも持ち物での型の断定はしづらいですが、
後述する技との組み合わせがあるため他の持ち物よりは見抜きやすいかもしれません。
タスキの行動保障があるため努力値は殆どがAもしくはCぶっぱ+Sぶっぱ型。
稀に耐久に振る型もいなくはないようです。
特性はすりぬけが殆ど。
スイーパーとしての役割遂行のためでしょうか。
他の持ち物でも共通しますが、キョダイラプラス意識の方がありそうですね。
性格はSに補正をかけることが多いみたいです。
A、Cに補正をかけるのは他の持ち物と比べて数が少ない印象ですね。
技は物理型だとドラゴンアロー、ゴーストダイブがほぼ確定。
タスキと先制技の相性の良さからか、ふいうち採用が非常に多いです。
また、タスキを盾に強引に積めるためりゅうのまいも比較的多め。
タスキを大事にするためかとんぼがえりの採用も目立つなど、
他の型と違って持ち物前提の技選択が伺えます。
補助技ではおにび、稀にでんじはが採用されているようです。
特殊型はりゅうせいぐんはほぼ確定で、
残りがシャドーボール/だいもんじ/10まんボルトのフルアタ型、
おにび+たたりめのコンボを搭載した型がメジャーな印象です。
おにび、でんじは両採用の型や、ふいうち採用の型などもみかけますね。
他の持ち物と比べてタスキありきの努力値調整、技選択が透けて見えます。
そういう意味では、型の特定は容易かもしれませんね。
厄介なのには変わりないですが……。
④たべのこし型
物理型と特殊型が半々くらいの印象です。
どちらにも共通するのは技みがわりの存在で、厄介な状態異常や、
受け構築に対して強く出られる型です。
また、おにび+たたりめのコンボ型にドラゴンアローを搭載した、
両刀型が数を増やしているようです。
努力値はHPをたべのこしの回復量意識で、
実数値193になるよう振るのがほとんどの型に共通しています。
残りはA、Cに振ったり、Bに厚く振るなど様々ですが、
Sは比較的遅めで、最速100族抜き程度に留めているものが多い印象です。
特性はやはりすりぬけがほとんど。
性格はSに補正をかけているのが非常に多いです。
特殊型は殆どがSに補正をかけており、たまにBに補正をかけている個体がいる程度。
物理型はA、Sで半々くらいでしょうか。A補正の方が少し多いかもしれません。
両刀型はほぼすべてSに補正をかける、むじゃきでの採用ですね。
HPに努力値を割く都合上、火力を確保しづらく、
A、Cのどちらかをさげるわけにはいかないためでしょう。
技はみがわりがまず確定。
たべのこしと相性が良く、ダイマックスなどのターン稼ぎに有効な技です。
特殊型は加えておにび+たたりめもほぼ確定。
残りの1枠にはのろい、りゅうせいぐん、りゅうのはどうなどが採用されるようです。
10まんボルト採用個体も少数見られました。
物理型はほぼドラゴンアロー/ゴーストダイブ/りゅうのまい/みがわりで完結。
ごくまれにドラゴンアローがワイドブレイカーに変わったりはするものの、
これ以外の技構成は見られないと言っていいとは思います。
両刀型はドラゴンアロー/たたりめ/おにび/みがわりの構成がほぼすべて。
おそらくドラゴンの特殊技がデメリットが痛いりゅうせいぐんか、
威力の足りないりゅうのはどうくらいしかなく物足りないために、
物理だが非常に性能の高いドラゴンアローを搭載するようにしたのでしょう。
これらの他に、りゅうのまい+バトンタッチ型も存在するようです。
攻撃技はドラゴンアローもしくは無しという特異なもので、
明らかなバトンエースが相手パーティにいる場合は警戒するべきですね。
みがわりによる実質的な状態異常耐性と型の読みにくさが相まって、
非常に厄介な型という印象です。数が増えだしているのも納得の強さです。
⑤オボンのみ、混乱実型
たべのこし型と概ね同じような動きをする型です。
特筆すべき点として、
ドラゴンアローを耐えるのに必要な耐久振りがある程度少なく済む点が挙げられます。
1撃目できのみの発動圏内まで受け、そこから回復して2撃目を受けるためですね。
ほかには回復量、回復速度の違いから、のろいの採用が目立つこと、
まとわりつくの採用によって受け対策をしていることなどが挙がります。
たべのこしを他のポケモンが持っている都合で、こちらを持たせている、
という事情もありそうです。
たべのこし型の開拓によって数を減らした印象ですが、
のろいやまとわりつくなどの採用のしやすさで、
ある程度の独自性はあるといった感じですね。
⑥ラムのみ型
確認できた限りではすべて物理型でした。
努力値はHを16n-1などきりのいい高めのラインまで振って、
Aにぶっぱ、残りをSに振る型がほとんどでしたが、
ASぶっぱの型も一定数いるようです。
特性はこちらもほとんどすりぬけ。
キョダイラプラス登場後、クリアボディは数を随分と減らしましたね。
性格はほぼ意地っ張りで、陽気がほんの少しといったところ。
後述するりゅうのまいを積んだ際の制圧力重視でしょう。
技はドラゴンアロー/ゴーストダイブ/りゅうのまい、まで確定で、
残り1枠におにび、はがねのつばさ、たまにだいもんじという感じです。
同じ状態異常対策ができるみがわり採用型と比べて、
技スペースが空くのが最大の利点で、
技範囲の確保や読まれづらいりゅうのまいとおにびの両立ができます。
ラムのみを見せた時点で型の大部分は割れるものの、
残り1枠の技が非常に特定が困難な点がみがわり型との違いでしょうか。
⑦こだわりメガネ型
道具の性質上当然ですが特殊型のみでした。
努力値はほとんどCSぶっぱの個体。
Sをアイアント抜きに落として多少Hに振る型などもありましたが、
Cに関しては必ずといっていいほどぶっぱ振りでしたね。
特性はこちらもすりぬけ。
もう特筆する事情がなければクリアボディはいなさそうですね。
性格は控え目と臆病が半々くらい。
特定できるほどの情報は持ち物からだけでは得られない印象です。
技はりゅうせいぐんが確定で、後は採用率順に並べるとシャドーボール、
かえんほうしゃ、10まんボルト、ハイドロポンプ、とんぼがえりといった感じ。
他のドラパルトと違い、特殊にかかる補正が大きいので、
だいもんじではなく命中安定のかえんほうしゃを採用している個体が多いです。
ダメージ量以外で見分けるヒントになるかもしれません。
いのちのたま特殊型との違いはとんぼがえりくらいですが、
珠と違って技の後にアイテムが判別できないのが困りもの。
ダメージ量から判別はつくはずなので、しっかりと見極めたいですね。
⑧こだわりスカーフ型
物理、特殊共に半々くらいで存在している印象です。
努力値はSを100族抜き~アイアント抜きくらいまで落として、
耐久に割いた型と、AもしくはCぶっぱ、Sぶっぱの型の2つが多いです。
Sを落としたといっても、そこにスカーフの補正がかかるので非常に速いです。
特性はやはりすりぬけ。
特性についていい加減くどいと思ったので、
次の項からは変わりなければ触れないこととします。
性格は火力に補正がかかるものの方が多いようですが、
最速で使っている型もちらほら見かけます。
ミラーで突っ込むのは中々勇気が要るので注意が必要ですね。
技は今までの物理型、特殊型のものと大きくは変わりませんが、
ほとんどのポケモンの上から当てられることを評価してか、
物理、特殊型両方でおにびの採用が多めです。
ダイマックスすれば技の縛りが一時的に消えるので、
こだわり系であっても補助技を採用するのが一般的になりつつあるようです。
後はとんぼがえりの採用が多めです。
こだわり系を持った時の定番ですね。
他のスカーフを持ったポケモンやミラー以外の同種対決の際、
殆どの場合で上から行動できるというのが大きな強みですね。
⑨こだわりハチマキ型
当然ながら物理型しかいませんでした。
ほぼすべてがASぶっぱ個体で、
耐久に振っていたとしてもSを多少削ってHに回している程度でした。
性格は高火力を押し付けるため意地っ張りでの採用が多いようですが、
陽気個体も無視できない程度には存在しています。
技はドラゴンアロー/ゴーストダイブ/ふいうち/とんぼがえり/はがねのつばさ、
これら5つから選択といった感じで、他の技はほとんど見かけませんでした。
ハチマキによる高威力のふいうちが強力なので、
他の型と比べて多くの個体が所持している印象です。
上から高火力を押し付けられる型で、非常に強力ですが、
対処の楽さで言えば他の型よりはいくらかマシかもしれませんね。
⑩ひかりのねんど型
攻撃技の無いサポート特化役と、
シャドーボールだけのワンウェポンの2つに大きく分けられます。
努力値は攻撃力を必要としないため殆どがHSベースでした。
そこから意識した相手に合わせSからB、Dに振り分けるのが一般的なようです。
特性はすりぬけ、クリアボディのどちらもあまり機能しないためか、
普段は考慮外ののろわれボディでの採用が目立ちました。
消去法のようではありますが、
発動すれば相手に考慮外の立ち回りを要求できるのは面白そうです。
性格は火力が要らないため殆どが臆病での採用。
技はひかりのかべ、リフレクター、のろいまでがほぼ確定。
後1枠がおにびかシャドーボールというのが殆どのようです。
他の壁貼り役と比べると読まれにくいこと、のろいによる自主退場ができること、
上から行動できることなどが採用の理由になっているようです。
まとめ/その他の持ち物について
今回のまとめの作成にあたり、
「ぽけっとふぁんくしょん!」様の検索機能を活用させていただきました。
ちなみに2020年4月23日現在、同サイト様に投稿されている記事で、
シングル環境でドラパルトが含まれているパーティは435件です。
持ち物の割合はそれぞれ多い順で、
こだわりスカーフ:71件
きあいのタスキ :59件
じゃくてんほけん:57件
いのちのたま :53件
こだわりメガネ :47件
たべのこし :36件
オボン・混乱実 :36件(オボン21件、混乱実15件)
ラムのみ :28件
こだわりハチマキ:15件
ひかりのねんど :12件
といった感じでした。
計414件になります。
残りの21件は、
とつげきチョッキ:4件
こうかくレンズ :3件
のろいのおふだ :3件
たつじんのおび :3件
だっしゅつパック:2件
アッキのみ :2件
りゅうのキバ :1件
カシブのみ :1件
ハバンのみ :1件
だっしゅつボタン:1件
になります。
これらの持ち物に関しては、パーティ内での持ち物の奪い合いの結果、
妥協したものであったり、パーティギミックの一部であったりすることなどから、
今回のまとめの対象外としました。
もしこれから個体数を増やすようであれば、その時はまとめに追加しようと思います。
以上になります。
とんでもない文量になってしまいましたが、
最後まで読んでくださって本当に嬉しいです。
それでは今回はこの辺りで。
ありがとうございました。