サブカルのもりあわせ

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【今日のポケモン⑪】ピクシー【ポケモン単体考察】

 

shatiaです。

今日はピクシーを紹介します。

 

3つある特性のうち、マジックガードとてんねんが非常に強力で、

使用率も非常に高いポケモンです。

 

種族値こそ低めで突出した所はありませんが、

特性のおかげで他の環境上位のポケモンにも引けを取らない性能を持っています。

 

マジックガードは攻撃技以外でダメージを受けないという特性で、

のろいやどくどく、やどりぎのタネといった嫌らしい技を一通り無効化できます。

かえんだまを持って自らやけどになることで、あくび、でんじはなども無効化でき、

やけどのダメージはマジックガードにより無効というコンボが非常に強力です。

 

てんねんは相手の能力上昇を無視するという特性で、つるぎのまいやわるだくみ、

ビルドアップなど積みアタッカーに対して強く出られます。

こちらの能力アップは有効なので、めいそうやコスモパワー、

ドわすれといった受け方面を強化する積み技を使うことで瞬く間に要塞と化します。

 

2つの特性の存在による型の特定の困難さも厄介で、

受け要員かと思ったら珠アタッカーだったりその逆だったりと非常に面倒です。

 

ドラパルトなどもそうですが型が複数あるというのは、

相手からは見えない手札として機能するのが非常に強力ですね。

 

マジックガードの方は足りない火力を補うためにいのちのたまを持って、

技範囲を広げた型が一般的なようです。

一致技としてムーンフォース、鋼に対するかえんほうしゃはほぼ確定で、

残りの枠は崩し性能を高めるめいそう、優秀な回復技のつきのひかりや、

単純に技範囲を広げる10まんボルトくさむすびの採用が目立ちます。

 

変わったところではステルスロックを採用している個体や、

サブウェポンを威力重視でだいもんじ、かみなりにしている個体も見かけました。

 

他には前述したかえんだまも持った個体も存在しています。

こちらはいのちのたまによる火力補強が無い分、

攻撃技はムーンフォースのみ、残りは補助技で、

パーティのサポート、特殊受けに努める型がほとんどのようです。

 

補助技にトリックを採用している場合が非常に多いです。

かえんだまを押し付けることで実質命中安定のおにびを持てるのと同義で、

さらに持ち物を交換するという技の特性上、

ラムのみを持っていても没収しながらやけどにできるので非常に強力です。

 

てんねんの方はアッキのみを持って物理受けとして機能する型がメジャーですが、

たべのこしを持って、まもるとの組み合わせで、

ダイマックスなどのターン稼ぎもできる型も存在します。

 

特にまもる搭載型はねがいごとを回復技として採用できるのが大きく、

1ターンの隙こそあるものの天候に回復量が左右されない上、

場合によっては後続も回復させられるなどの利点があります。

 

アッキのみ型はめいそうで特殊方面も強化できる点が非常に強力で、

積み始めるとあっという間に手がつけられなくなります。

 

完全に余談ですが、ぽけっとふぁんくしょん様に登録されている構築記事の内、

ピクシーの採用は87件でした。持ち物はアッキのみが27件で最も多く、

次いでいのちのたまが21件、たべのこしが16件、かえんだまが13件という結果でした。

 

それでは型紹介に移ります。

 

ピクシー@アッキのみ
てんねん/図太い H252 B252 D4
HBぷっぱD余り
ムーンフォース/めいそう/つきのひかり/かえんほうしゃ

 

アッキのみを持ったテンプレ型です。

総合値は低くなりますが、受けのための数値が足りないのでB特化です。

 

めいそうを積めさえすれば非常に強力なので、

他のメンバーで起点作りなどでサポートしてあげるとさらに活躍できると思います。

勿論相手を選べば、単体で出しても十分な活躍は見込めます。

 

技は一致技のムーンフォース

足りない火力を補え、特殊受けとしても機能するようになるめいそう、

アッキのみ、めいそうと相性が良い回復技として高性能なつきのひかり

苦手な鋼タイプに対して痛打となるかえんほうしゃで完結しています。

 

パーティによってはかえんほうしゃの枠はステルスロック10まんボルトなど、

カバーできていない、または薄いポイントを補う技を採用してもいいと思います。

 

 

注意点として、自分の能力ダウンは有効なので、ダイホロウやダイアークといった、

ぼうぎょ、とくぼうを下げる技を受けると崩されやすいです。

ダイアークなら半減で受けられ、能力ダウンもめいそうで相殺できますが、

ぼうぎょはアッキのみ以外では自分で上げる手段を持たないのでつらいです。

 

やはり数値が足りていない分をてんねんで誤魔化しているのが実態なので、

他の受けポケモンに比べてHP管理を大事にすることが重要だと感じました。

 

以上になります。

 

選出画面の時点で型の判別ができないことがこのポケモンの大きな強みなので、

パーティのメンバーはその辺りも意識して決めるとより強力に扱えると感じました。

 

それでは今回はこの辺りで。

ありがとうございました。