サブカルのもりあわせ

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【今日のポケモン⑧】カジリガメ【ポケモン単体考察】

shatiaです。

今日はカジリガメを紹介します。

 

高めのAと物理耐久が特徴的なポケモンで、

若干低めのSも特性のすいすいやロックカットでカバーできる優秀なアタッカーです。

 

くさが4倍弱点ということでみず/じめん対策に巻き込まれてしまうのが難点ですが、

サブウェポンのこおりのキバ、メガホーンで一応の反撃はできます。

 

ダイジェット使いに対してタイプ的に有利を取れ、

さらにダイマックスにより自力で雨を降らせることもでき、

すいすいにより疑似的なダイジェットとして扱うことができるのも特徴の1つです。

これのおかげで強引なS上昇による突破を許さないのも高評価です。

 

キョダイマックスも可能ですが、肝心のキョダイマックス技が水技ベースで、

雨を自力で降らせることができなくなってしまうことを考えると、

残念ながら通常ダイマックスの方が強い気がします。

 

キョダイマックス技自体はステルスロックを撒きながら攻撃でき非常に強力なので、

雨パーティにかなり寄せた構築であれば一考の余地はあるでしょう。

 

特性はがんじょうあご、シェルアーマー、すいすいの3つです。

がんじょうあごはサブウェポンの強化、

シェルアーマーは不意の急所での突破を防げるなど、

どちらも有用な特性ではありますが、

すいすいのS2倍効果が強すぎるので、基本的にはこちら1択ですね。

 

とはいえ、ロックカットでSをカバーするという手段も取れなくはないので、

何か別の理由があれば残りの2つの特性も十分採用できると思います。

 

攻撃技は一致では高火力のアクアブレイク、怯みが狙えるたきのぼり

ストーンエッジ、ロックブラスト、もろはのずつきなど選択肢は豊富です。

特にもろはのずつきは反動が痛いものの威力が150もあり、

ダイマックス中はデメリット無しで打てるので非常に強力です。

 

サブウェポンもかみくだく、実質専用技のくらいつく、

じしん、こおりのキバ、ばかぢから……などなど、申し分ないラインナップです。

 

くらいつくは他には進化前のカムカメしか覚えない技で、

お互いの交代を封じるという効果を持った技です。

逃がしたくない相手を確実に仕留められますが、

そのような場合先に交代されてしまうと思うので、読みが重要になってきますね。

 

補助技は攻撃性能を跳ね上げるつるぎのまいや、

前述のロックカット、同じS操作手段としてのこわいかお、

ボディプレスとのコンボが可能なてっぺきなど、

アタッカーとして重要なA、S上昇の手段をしっかり持っていて好印象です。

 

ダイマックスアタッカーはダイウォールとして使える補助技を持っているか否かで、

立ち回りの幅が随分と違うので、こうした補助技の有無は非常に重要です。

 

以上のことから、起点があれば積み技を積んでから、

無くても物理相手なら強引にダイマックスを切って暴れ回る、

といったダイマックスがある程度前提にあるアタッカーというのが総評です。

 

勿論他のポケモンのサポートがあれば、

ダイマックス無しでも十分戦えるポテンシャルはあると思いますが、

性能をフルに発揮することができるのはダイマックス中かなといった感じです。

 

それでは型の紹介に移ります。

 

カジリガメ@ラムのみ (通常ダイマックス個体)

すいすい/いじっぱり H140 A252 B4 D4 S108

アクアブレイク/もろはのずつき/アイアンテール/つるぎのまい

Aぶっぱ Sすいすい発動時最速ドラパルト抜き+1 H余りかつ奇数 B、D余り

 

Sを調整先として多そうな最速ドラパルト抜きを抜ける程度に留め、

ある程度耐久に割いたことで多少強気に積んでいけるような型です。

積む際に欠伸などで邪魔されないよう持ち物はラムのみとしましたが、

当然ながら火力上昇アイテムも有効です。

 

技はまず一致枠でアクアブレイクもろはのずつき

アクアブレイクは雨を降らせるダイストリームの元として特に重要です。

もろはのずつきダイマックス時に天候を砂に変えてしまうものの、

威力が非常に高く、通りも良いことを考えるとこちらも重要だと思います。

 

アイアンテールはサブウェポンとしての採用になります。

他の候補も豊富なので悩む所ではありますが物理型との殴り合いを想定した際に、

ダイスチルの元技となりBを上げられること、

環境に多いフェアリーに対して優位に立てることなどを考えこちらを採用しました。

特に、てんねんでつるぎのまいによる火力上昇が無効な、

ピクシーに手痛い一撃を与えられるのはこの技の利点です。

 

同じ鋼技には必中のスマートホーンがありますが、ダイマックス時の威力10の違いで、

ピクシーに対する乱数が大きくずれる(具体的には50%ほど)ので、

通常時に命中不安ではあるものの威力の高いこちらを採用しました。

 

つるぎのまいは隙あらば積んで攻撃性能を高められる点、

ダイマックス時のダイウォールとして使える点から採用しました。

 

ラムのみや高めの物理耐久のおかげで積むチャンスは多く、

1度積んでしまえばすいすいによるS上昇も相まって止まらなくなります。

 

以上となります。

自力でアタッカー性能を高められる技、特性を持ち、

技範囲も良好、物理相手なら殴り合いもできる……など、

ダイマックスの権利を渡すのにふさわしいスペックを持ったポケモンです。

 

ペリッパーなどの雨降らし要員や、起点作成役のポケモンなどと組み合わせると、

さらに輝くポケモンだと思いますので、是非1度育成してみてください。

 

それでは今回はこの辺りで。

ありがとうございました。