サブカルのもりあわせ

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【今日のポケモン㉒】オーロンゲ【ポケモン単体考察】

 

shatiaです。

今日はオーロンゲを紹介します。

 

特性のいたずらごころが強力で、

環境ではひかりのねんどを持って壁貼り+でんじはの起点作成役であったり、

こうこうのしっぽ+トリックでのダイジェッターを止める役など、

サポーターとして活躍しています。

 

しかし種族値は意外なことにAが最も高く、

Aの努力値が無振りであっても中々の攻撃力を持っています。

それを活かしてのひんし際のふいうちや、

役目を終えた後のソウルクラッシュなど、

最後まで油断ならないポケモンでもあります。

 

その他の部分の種族値については特別恵まれた配分という訳ではなく、

耐久は並より少しはある程度、Sは激戦区の60、

Cに95と少々無駄気味に割かれている……といったような感じです。

 

しかし、特性のいたずらごころである程度Sを無視できる点、

先制壁貼りによる耐久力のカバーなど、自身の欠点を自力で補える点が優秀で、

種族値以上の強さを発揮しています。

 

またキョダイマックスが可能で、悪技がキョダイスイマに変化します。

これは攻撃しながらあいてにあくびを入れることができる強力な技……なのですが、

もう1つの一致技であるフェアリーのダイマックス技の追加効果で、

状態異常無効のミストフィールドを展開してしまうので、

少々アンチシナジーになってしまっています。

 

とはいえ通常個体のダイアークの追加効果も、

Dダウンとオーロンゲ単体では余り活かせない効果なので、

ダイマックスする可能性があるのなら、

キョダイ個体の方が活躍できる機会は多いのではないでしょうか。

 

それでは型紹介に移ります。

 

オーロンゲ@リリバのみ(キョダイマックス個体)

いたずらごころ/意地っ張り H164 A236 B84 D4 S20

H16n-1、A11n、S4振りバンギラス抜き、残りB、D余り

ウルクラッシュ/ふいうち/パワーウィップ/でんじは

 

せっかくAの種族値が高いので、アタッカーとして育成してみました。

持ち物は非常に候補が多く悩みましたが、

環境の都合で鋼技を搭載しているポケモンが多い点に注目し、

鋼技を半減できるリリバのみを持たせました。

 

パーティ内で競合することが多いオボンのみやきあいのタスキなども、

空いていればじゅうぶんな有力候補だと思います。

 

調整はいつも通り切りの良い数値を目指したものとなります。

無振りドラパルトであればソウルクラッシュで確定1発、

少しでも削れていればふいうちでも倒すことができます。

 

耐久方面はリリバ込みで特化ドリュウズのダイスチルも耐え、

仮にリリバが無くてもカビゴンのヘビーボンバーくらいなら耐えられます。

 

Sは少し振ればバンギラスを抜けるので振ったものの、

今回は格闘技を採用しておらず、パワーウィップの命中率も考えると、

実際に対面した際に勝てるかどうかは五分、ダイマックスまで考慮すると、

やや不利といったようなところでしょうか……。

それでも抜けるメリットは振る数値に対して大きいと思います。

 

技についてはまず一致技かつ追加効果が非常に優秀なソウルクラッシュを採用。

威力はやや低いものの、100%でCダウンするのが強力です。

 

じゃれつくも覚え、こちらはより威力が高いものの、追加効果は10%、

何より命中不安なので、今回はソウルクラッシュを採用しました。

じゃれつくであればH252ドラパルトであっても確定1発にできるので、

命中不安をある程度許容できるのであればこちらでも良いと思います。

 

ふいうちは先制技で、ダイマックス時にはキョダイスイマの元技にもなります。

相手との読み合いを生むものの威力が高いのが魅力です。

 

パワーウィップはサブウェポン枠での採用で、

他の候補としてはかわらわりドレインパンチなどの格闘技、

シャドークロー、きゅうけつなどがありますが、

今回はでんじはが効かない地面タイプに刺さるパワーウィップを採用しました。

命中不安ではあるものの高威力で、特に水/地面タイプに4倍で刺さるのが魅力です。

 

せっかくのいたずらごころを活かせないままなのは惜しいので、

補助技のでんじはも採用しました。

 

ひんし際に打って後続に繋いだり、ダイウォールの元技にできたりと便利です。

ほかの補助技の候補としては味方にも恩恵のあるひかりのかべ/リフレクターや、

優秀な積み技であるビルドアップなどがありますが、

今回は腐りづらく、いつ打っても一定の効果のあるでんじはを選択しました。

地面タイプに無効な点、命中不安な点に注意が必要です。

 

以上になります。

単なる壁サポーターで終わらない能力を持ったポケモンで、

特に攻撃性能が高いことは相手のサポーターだろうという先入観を利用でき、

不意を突けるのが強力だと感じました。

 

また今回はでんじはを採用しており、先制ででんじはを打てるメリットが大きい、

と判断したためいたずらごころで採用しましたが、

アタッカー型の育成であれば、きあいのタスキを持たせて、

隠れ特性わるいてぐせの発動を狙うのも面白そうだと思いました。

 

きあいのタスキ発動→持ち物が無くなりわるいてぐせ発動、

相手の持ち物を奪うといったコンボですね。

補助技の必要性が薄れ、攻撃範囲が広がるメリットと合わせて、

一考の余地はありそうです。

 

それでは今回はこの辺りで。

ありがとうございました。