【今日のポケモン⑥】マンムー【ポケモン単体考察】
shatiaです。
今日はマンムーを紹介します。
今回も前置きが長いので、型だけ見たい方はスクロールをお願いします。
130という高めのA種族値と、夢特性のあついしぼうが非常に優秀です。
S種族値も80と激戦区ではありますが決して低いわけではありません。
弱点タイプは5つと少々多めですが、その内ほのおは特性で実質等倍、
はがね、くさはこちらも一致で弱点をつけることを考えると、
耐性に関しては優秀といってもいいのではないかと思います。
特にでんきの一貫を切れるのはアピールポイントかと思います。
現環境ではロトムやパッチラゴンなどに加えて、
サブウェポンとして電気技を持つポケモンも多く、それらに対して優位に立てます。
弱点、耐性を1つずつ減らせるあついしぼうが群を抜いて強力です。
他2つは明確な理由がある場合にのみ採用となるでしょう。
覚える攻撃技も強力なものが揃っており、タイプ一致では
高威力で追加効果も優秀なつららおとし、
威力命中共に安定のじしん、
S操作が可能なじだんだ、などが挙げられます。
一致以外でも、無効タイプの無いS操作技のがんせきふうじ、
デメリットつきとはいえ高威力命中安定のばかぢから、
命中不安ながら高威力のストーンエッジ、
追加効果とタイプが優秀なアイアンヘッドなど、
範囲、威力、命中どれも非常に優秀なものが揃っています。
変わったところでは、威力はCの低さも相まって微妙なものの、
非常に通りの良いフリーズドライを習得します。
4倍弱点に対して当てることができれば非常に大きいので、
明確な仮想敵がいるのであれば採用候補に挙がるかもしれません。
補助技に関しては候補自体は少ないですが、
撒ければ非常に強力なステルスロック、
場面と構築を選びますが効果自体は強力な鈍いなど、
優秀な技を習得します。
持ち物は先発で出す際に強力な保険となるきあいのタスキ、
強力な技範囲を活かせる火力アイテム全般、
補助技の少なさを逆手に取ってのとつげきチョッキ、
弱点タイプが環境に多いので各種半減実、
ライバルは多いですが奇襲が可能なこだわりスカーフ、ハチマキなど、
これまた豊富な候補があります。
汎用性を持たせるならきあいのタスキ、
アタッカー運用なら火力アイテム(特にいのちのたま、たつじんのおび)、
打ち合いを想定するならとつげきチョッキ、
明確な仮想敵がいるなら半減実やこだわり系……といった感じでしょうか。
持ち物は〇〇がメジャーだが△△を持っているかもしれない、
と思わせられると相手に複雑な立ち回りを要求できるので、
そういった意味でも色々な物を持てる余裕がある、というのは高評価ですね。
では、またまた前置きが長くなってしまいましたが、型の紹介に移ります。
あついしぼう/意地っ張り A252 B4 S252
ASぶっぱB余り
タスキを盾にすること前提で、火力とSに全振りした型となります。
先発でステルスロックを撒いたり、タスキを盾に1:1交換、
その後にこおりのつぶてで最後の削りを狙う、といった運用を想定しています。
似たような運用法のポケモンとしてギルガルドやドリュウズがいますが、
ドリュウズとは先制技の有無で差別化ができています。
陽気ではなく意地っ張りなのは、陽気では火力不足な点が目立ったためです。
例えば、ギルガルドと対面した際につぶて込みでも微妙に削り残してしまったり、
カバルドンにつららおとしが半分入らないことがあったり……などです。
そのため、思い切ってSよりも火力を取ることにしました。
有利不利が逆転する相手も少なくないですが、ある程度は先制技でカバーできる点、
その先制技での削りも増える点などから、メリットの方が大きいように思えます。
この辺りは、持ち物や技構成、
努力値調整によっても変わってくるので、中々難しいですね……。
パーティ構成や環境なども加味して、調整していくしかなさそうです。
以上となります。
何を持たせてもどんな技構成でも、一定以上の活躍ができるポケモンだと感じました。
パーティの空いているアイテム、足りない役割に応じて柔軟に組み込めるので、
是非1度育成してみてほしいポケモンです。
それでは今回はこの辺りで。
ありがとうございました。